個人企画Pwの案内                                 






 

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9/28 第2報作成

KUWV OB 立山カルデラ砂防見学Pw (第1報) 

次に作成した情報


KUWV OBのみなさん

 標記の案内といっても、長岡さんからの長い長いメールの最後に記載されていたので、見落とされた方が多数居られるのではないかと思います。また、役所特有の淡々とした表記もありましたので、解読に手間取ったとも思われます。よって、ここに簡単にまとめましたので、ご一読の上、興味がありましたら参加申込みしてください。

 立山カルデラといえば、鉄道ファン垂涎の的である憧れのトロッコが走っていることで有名です。標高470mから1110mまで、標高差にして640mを、世界一と言われる総計42段のスイッチバックで駆け上るという鉄道としては、非常に珍しくかつ貴重なものです。
 その奥の立山カルデラは旧立山温泉があった秘境。かっての立山登山の基地であったことで知られています。映画「点の記」でも紹介されていましたが、もちろんここでの撮影はなかったようです。
 この砂防見学会の企画ですが、この鉄道試乗と通常行くことができない秘境見物、しかも、ちょうど紅葉の最盛期と思われる時期ですので、これ以上の企画はないと思われます。このトロッコ鉄道は営業運転ではないので、ツァー会社では絶対に行かれないところです。
 ただし、安全上の自己責任を伴うものもありますので、その点についてはよろしくお願いいたします。




実施日 H28 10/20(木)

募集定員 最大20名(トロッコ列車の都合により)

集合場所 立山カルデラ砂防博物館
集合時刻 8:50

・アクセス
  電車:立山地方鉄道立山駅から徒歩約5分 <富山発7:06=立山8:19着>
  自動車:真川側の駐車場から徒歩約5分



実施内容 立山カルデラにおける砂防事業の体験見学
      ・立山砂防トロッコ乗車(紅葉の最盛期かも) <地図はこちら>
      ・砂防工事の見学
      ・重要文化財:白岩砂防堰堤の見学(展望)
      ・カルデラ内の展望(カルデラ内はバスで移動)
      ・旧立山温泉跡地の見学
      ・跡津川断層露頭遠望(バス内より遠望、または現場へ)
      <見学場所が変更となる場合もあります>

解 散 立山砂防博物館 17時頃

持ち物 昼食、お茶、歩ける服装、薬など

(なお、天候不順の時は、砂防事務所の指示により中止します)

前日宿泊
  10/19(水)の宿泊については早めに連絡くだされば、相談に応じます。
   ・グリーンビュー立山〈12,000円程度>を予定しています。 ここのURL
   ・こちらは紅葉期なので、遅いと満室になるかも知れません
   ・富山でホテル泊とし、富山7:06発の電車で来る方法もあります。

費 用 帰りの交通費用を参加人数で割ります。(トロッコ乗車は無料です)
      ・バスチャーター代75,000円、消費税6,000円、有峰¥道路4,400円
       (20名の参加で約4,270円程度になる予定)

企 画 長岡正利(11期)

参加者 15名(9/24現在)

参加申し込み 長岡(11期)
     (10/19にグリーンビューで宿泊を希望されるときはその旨も))

現地宿泊担当 井上(11期)
広報連絡担当 加藤(11期)

・立山砂防事務所からの連絡(要項・注意事項等) こちら


 参考写真(数年前の紅葉直前と今年夏のものです)

集合場所:立山カルデラ砂防博物館


砂防博物館から数分先の立山駅を眺める


真川側駐車場近くに置かれた展示用の機関車(のぞいているのは現地宿泊担当)


砂防事務所の看板(こちらからトロッコに乗車する)


事務所内の可愛い車両たち


スイッチバックの線路景観


機関車を入れて4両がキリギリスイッチバック長さ


3両で18名ぐらいだったか?


可愛い座席(これは別の車両)




鍬崎山崩壊地


鉄橋


湯川(ザラ峠から)と真川(折立側)の出合い


終点の水谷平到着(約1時間40分)。機関車には薬師号、立山号など山名がふられている


水谷平の砂防事務所(このときツタウルシがようやく紅葉していた)



新しい護岸工法の見学


立山カルデラの内部からの景観(左が鷲岳)


天涯の湯(男湯):入浴不可

 
天涯の湯(足湯:当日はクガタチの湯であった)


立山砂防の碑(碑の横は広報連絡担当)


重要文化財:白岩砂防堰堤


天涯の滝(このときは紅葉にはまだ早かったが)


カルデラ内にある堰止湖、泥鰌池


旧立山温泉あたりの紅葉


大鳶山崩壊の遭難碑(旧立山温泉)


五色ヶ原背面の大崩れと砂防工事現場


有峰ダム



 参考文献

 1.北市正弘(1971):建設省立山砂防軌道,
  『鉄道模型趣味』DEC.1971, No.282 :約2560KB

 2.建設省立山砂防工事事務所(1981):2フィーターに惹かれて立山参り,
  『レールガイ別冊』特集「知られざるナローたち」 1巻1号 (1) :約6810KB

 3.大西靖・青森恒憲(1985):立山からの便り「立山砂防軌道」,
  『レイル・マガジン』2巻7号 特集「BEST・トロッコ」 :約3810KB

 4.荒牧重雄、白尾元理、長岡正利編,1989,
   理科年表読本『空から見る日本の火山』,丸善,p128 のうち長岡稿部分 :約7550KB

=通信=
<2016年5月27日> 11期・長岡より、色々ご連絡

−前略−
「立山砂防トロッコ乗車体験学習会/団体コース」 へのお誘い

 年に1回程度、行をともにしている方々との謀議の中で、この件に応募しておいたところ、添附のように、10/20の紅葉最盛期で年内最終実施日ですが、大変幸運にも当選致しました。
 現在の参加者は、11期の加藤様お二人・井上様お二人・森川様・小生と、12期・野村様 の、計7名です。定員20人ですので、13人分のゆとりがあります、
 もし、参加ご希望の方がおありでしたら、小生までご連絡下さい。 先着順に、お受けいたします。メールご連絡を頂いたかたには、必ずお返事を差し上げます。

 なお、この体験学習会は、添附の「要項」にあるように、朝8:50集合で17:00前に解散です。もし、前日泊が必要で、宿泊先について情報が必要な方は、先着順で「参加可」となった段階で、追ってご相談下さい。近くの宿泊先を紹介致します。
 念のため、「立山砂防カルデラ博物館」には、個人参加の「トロッコ個人コース」もあって、募集中(ただし抽選)です。そちらの方が参加費2000円とお安くなっております。団体コースは、小型バスが団体負担ですので、有料林道通行料金と合わせて、お一人の負担が4000円台になります。なお、そのバスは、添附のチラシ表紙(3つ折りの外側)にある「旅行主催」の「中部観光株式会社」 にお願いします。タテマエ上は、「団体が小型バスを手配」 となっており、安価なバスを借り上げ・乗り入れることも可です。しかし、砂防工事用道路走行の安全性から、以前からこれを実施している上記社にお願いします。昔、ほぼ一車線・非舗装のこの道路では、ダンプカーの転落死亡事故が多発しました。今は、道路が良くなっていて、そんなことはないとは思いますが

 また、添附の「・・・当選・要項」 冒頭には、「参加の代表者は、注意点を参加者に必ずご周知を」 のように書かれており、そのことを参加者に徹底する旨の「誓約書」を、団体代表者が、先方・博物館長に提出することを求められております。提出名簿には、「緊急時自力避難可能」 を、代表者が、参加者一覧に「○」を附けて保証するような形となっております。「自力避難」の具体的なものは、「要項」には書かれておりませんが、万万が一の地震に伴う斜面崩壊などで孤立した場合は、20km近くを自力で下山することになります。
(安政5年の飛越地震(跡津川断層の活動)では山体崩壊で立山温泉が埋没。)
 危険な地域に立ち入ることも、ご承知下さい。

 なお、「先着順で「参加お受けしました」」 となった各位には、追って、提出用「名簿」(「要項」にあり)の記載事項をご照会いたします。

以上、どうぞ宜しくお願いいたします。

   長岡正利 拝






参考資料



 )


砂防トロッコ軌道の地図 (赤色:トロッコ軌道