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5/12NHK「ヒストリア」の番組では、高松塚が取り上げられていました。鮮明でない壁面の人物をデジタルで再現し、そこから人物像は被葬者の従者でないかということ、彼らの持っている傘の色からの被葬者の位の推定していました。それによる候補は高市皇子または忍壁皇子のみ、さらに年代の推定から、被葬者はほぼ忍壁皇子に間違いないという話でした。その絵の従者の携行品というのは、文献調査により藤原京のいわゆるお披露目の儀式に際してのもの、高松塚はそのときの忍壁皇子を再現したものだというのです。
今度、藤原京、しかも大極殿跡から朱雀大路を南下して歩く我々にとって、実にタイミングの良い番組でした。
週末の雨も晴れに転じるよう。従来の土曜日実施を月曜日にずらしたのも偶然にしろ良かったのではないかと安堵しています。では、古代の藤原京に思いを巡らせながら歩くとしましょうか。


長岡さんから、耳成山、畝傍山からの展望図が届いていました。
このように見えれば最高なのですが・・・・
<耳成山からの展望図>
<畝傍山からの展望図>
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