12/12 作成

 


   h29近畿支部12月京都・御土居PW計画(第3報)
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 昨夜、ノベール文学賞受賞者、カズオ・イシグロ氏の「未来を見るだけではなく、過去との付き合いかたをどうするのか、歴史を振り返ることができるだけの成熟をしてきているか」という言葉に感銘を受けました。
 何でもかんでも、清き流れにゴミを流しつつけてきた日本の風潮、流すだけでよいのか、しかも、清き流れなぞ今やどこにあるのだろうという現実にドキッとした次第です。本当に、歴史に学ぶものがなかったのだろうか・・・今度の御土居PW、あの徳川政権になってもほぼ維持し続けてきた御土居、明治以降ほとんどが破壊された御土居、秀吉の威厳の誇示だけの全く意味のない建設だったのだろうか、それを実地で歩いてみて検証したいというような気持ちと急に共鳴したのです。単に歩くだけではない歴史散歩。うまく行きますように・・・・

 さて、それと天気はどうななのでしょうか? 冬型の気圧配置がやや緩むようです。都会の中の散歩なので、どうにでもなりますが、濡れるのはやはり嫌ですね。




 オプションで、忘年会も設定したので、最悪でも雨天なら別企画を考えることにします。

実施日 12月15日(金) 日帰り 雨天なら別企画を実施します。

実施場所 京都市街(北部)

参加者 12名(12/12現在) 12/13まで募集

コース  (周辺map) 
<前半>地下鉄鞍馬口駅~紫明通り~出雲路橋~下鴨神社~糺の森~鴨川デルタ~河原町今出川BS
  (下鴨神社では建物は通過します。糺の森では泉川に沿って歩きます。加茂川の飛び石も)
<バス移動>河原町今出川BS=37系統(約30分)=加茂川中前BS
<後半>加茂川中の御土井~交通公園~鷹峯御土居~御土居公園~北野天満宮~北野白梅駅
  (本格的な御土居歩きですが、一見墳墓のようなので、気をつけないと見落とすようです。)
<バス移動>北野白梅駅=(約10分)=西大路御池
<最後にちょっと>西大路御池~市五郎明神(御土居に建っている)

集 合 9:50頃
     鞍馬口駅の改札口(京都市営地下鉄・烏丸線):改札口は一ヶ所だけです。改札口の写真      
解 散 京都市営地下鉄・西大路御池駅(京都市内なので、途中離脱は随時)

装 備 昼食、水分、白湯(湯は沸かせないでしょう)、傘(念のため)、カイロ

服 装 歩くと汗ばみます。いろいろな条件に合うような服装で。
      15時を過ぎると冷えてきます。暖かい帽子も
      街歩きですが、靴はウォーキングシューズで
費 用 京都市バス一日券(500円:最初に乗るバスの中で買えます)
     オプション:みたらし団子(一皿3本 420円)、御土居餅(1個140円)

オプション:夜の京料理(柚多香) 料理:5,000円 飲料:別途

       柚多香(ゆたか):京料理の専門店   電話:075-465-7370
       所在地:京都市北区平野桜木町13-3 (金閣小学校至近)       
その他 
      ・下鴨神社の近くの「みたらし茶屋」では団子を、
        鷹峯の「光琳堂」では、御土居餅を食べたいものです。
・追加事項があるので、今後もHPをご覧ください。
       (そのときは必ずを押してください)

企 画 加藤忠好(11期) 夜の京料理:金井 澄(15期)

申し込み・問い合わせ

       加藤(11期)まで 

       参加申込みは12/11(月)までにお願いしますとしてありましたが、
       第2報が遅れたため、12/13(水)〆切りとします。
       (以降については、ご相談に乗ります。)
       

       メールはここを押してください ←このメールをお使いください。
                  ただし、事後に発信を確認してください。







 

<集合場所:地下鉄鞍馬口の改札口>


<疏水が流れていた紫明通り。疏水が明治以降の堀川の水源となった。)


<鞍馬口地蔵で有名な上善寺。西は寺町通り(御土居の西側にあたる)に接する。>


<鞍馬口にある出雲路橋。風光随一の場所。下鴨神社の西からの参道でもある。>


<みたらし茶屋のみたらし団子。3本で420円>


<下鴨神社のみたらい川源頭>


<みたらい川付近の古代祭祀跡(糺の森)>


<糺の森の紅葉>


<鴨長明の方丈。移動しやすいように全てが組み立て式となっている>


<三井家下鴨別邸。見た人も多いので今回はパスします。>


<鴨川デルタ。名物、飛び石。行方は比叡山。このあたりが昼食候補地>


<河原町通りからの清浄華院通路。かつてはこの間に御土居があったはず。>


<紫式部邸跡に建つ蘆山寺。秀吉の政策で御土居に沿う寺町通りに移転>


<蘆山寺墓地の御土居。保存状態はあまりよくないが、珍しく残ったことが貴重>


<加茂川中学校裏の御土居。川からの高さから、大きさがわかる。>


<御土居の外堀、若狹川。外堀というより配水施設>


<墳墓のような御土居。よくぞここで残ったものだ。>


<大宮交通公園内の御土居。振り向きもされず、放置状態。>


<道路のすきまから突然顔を出す御土居。外堀もあり、当時の構造が一番わかる。>

 平安時代の堀川は、尺八池からこの道路あたりを流れる川を水源としていたようだ。

<時代劇の撮影によく使われるという招善寺は御土居に接して建つ。>


<当時の御土居の大きさがわかる一級の場所。ここが開削されたのは水事情か?>


<御土居といわれれば、ここと言うくらいに有名な鷹峯の御土居。西北隅にあたる場所>


<御土居餅(140円)で有名な光悦堂。前の通りが若狹に抜ける古代の鯖街道。>


<御土居の内側にあたる鷹峯藤林町が薬草園である。>


<知られていないが自由に御土居に登ることができる唯一の場所、御土居史跡公園。>


<民家に挟まれて偶然に残った御土居。このあたりは道路が左右で傾いている。>


<こちらは御土居の外側なので、北区平野鳥居前町。洛中は上京区。>


<北野天満宮の御土居。今回の御土居めぐりはここまで。>


<北野天満宮あたりでは川が相当に狭くて深い。>


<一條橋から見た天神川の上流。道路の屈曲部から対岸へ御土居が川を渡っていた>


<平野中学校の校庭に残る御土居。フェンスが高くて中が見えない。>


<御土居の上の児童公園。上面を削ってあるが、それでも路面より高い。>


<祟りが御土居を守った。市五郎明神。>




 







 参考地図  

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 (歩行ルート) -歩行ルート -サブルート  -バス  (印刷用PDFファイル No.1 No.2 No.3



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 (明治42年測図) 赤線は御土居の推定地



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 (現在に明治期の地図を重ねたもの)  赤線は御土居の推定地



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