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11/30 下見写真を追加
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    h30近畿支部 12月 龍野の山と城下散策Pw計画(第1報)
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 金沢から移り住んだものとしては、播磨の国に姫路城、明石城、龍野城、赤穂城と城が4つもあることがなんとも不思議に思える。なぜならば、江戸幕府が出した一国一城令があるのにである。しかし、一国一城令での国というのは「加賀」や「武蔵」などの律令制以来の国名ではない。行政の単位の藩であることに気づけば納得がいく。逆に、播磨には山崎藩、安志藩、三日月藩、三草藩、龍野藩、小野藩、姫路藩、赤穂藩、明石藩、福本藩、新宮藩、姫路新田藩などの多くの大名が居たにも関わらず城を持たず、多くの藩庁は防御を廃した陣屋であった。江戸時代が平和な時代であったという証左であろう。
 また、藩庁を中心にそれぞれの藩で独自の文化が花開いていたというのは、地方分権の良さであり、城がその地域の誇りと同時に、求心力としての役割を果たしている気がする。
 龍野の歴史も古そうである。的場山の中腹に、相撲の神様といわれる「野見宿禰」の立派な墳墓がある。中世には赤松氏の強固な山城があった。平和な江戸時代になると城は山麓に下りてきた。以降城壁はあるが、城内は陣屋程度の建物で済ましてしたようである。龍野藩は元来外様であったにも関わらず、幕末には老中になった殿様も居たようである。それだけに醤油のみならず、文化の香りも高く、「赤とんぼ」で有名な三木露風を輩出した地でもある。
 醤油の香りとともに歴史・文化の香る龍野、山そして播磨の小京都と呼ばれる城下を散策してみませんか? 
地名にもあるように紅葉も有名、ひょっとしたら遅い紅葉が見られるかも知れません。

実施日 h30  12月13日(木)  雨天の場合は中止

目的地 的場山・龍野城下 地形図:野見宿禰神社を中心とした       
集 合 JR本龍野駅 1F西口付近の観光案内所あたり
     集合時刻:9時35分
     (姫路 9:08発 播磨新宮行き<姫新線>の列車に合わせました)  

アクセス  ・姫路発9:08 本龍野着 9:28 <播磨新宮行き>
 ・JRにより姫路まで
京都 高槻 新大阪 大阪 尼崎 三ノ宮 神戸 明石 西明石 加古川 姫路
推奨 6:41 7:03 7:17 7:22 7:29 7:51 7:56 8:16 8:20 8:37着 9:01 快速:姫路行き
推奨 7:13 7:27 7:40 7:46 7:52 8:09 8:13 8:26 8:30 8:40 8:50 新快速:姫路行き
7:23 7:38 7:51 7:56 8:03 8:24 8:28 8:40 8:44 8:54 9:04 新快速:姫路行き
 <註>姫路駅での乗り換えは、姫新線ホームがちょっとややこしいので、4分では無理でしょう。

解 散  JR本龍野駅あたり

コース  JR本龍野〜龍野城〜紅葉谷〜野見宿禰神社〜的場山〜両見峠〜紅葉谷〜龍野城下散策
      (コースは現在での予定です)   参考地形図 下見写真
服 装 ・厚手でない山シャツ、セータ類、ヤッケなど温度調整が可能な服が望ましい
      ・登山靴、ストック、

参加者 9名(12/2現在) ただいま募集中

その他 ・一部の区間をタクシー移動に変えるかも知れません。
      ・天候によっては、的場山をカットし、コースを変更するかも知れません。
      ・12/10〜1/10は青春18切符が使えます。
      ・本竜野=大阪は約100kmなので往復だとジパングクラブが使えます。
      ・未定部分があるので、今後もHPをご覧ください。(そのときは必ずを押してください)

企 画 伊豫欣二(8期)・加藤忠好(11期)

申し込み 伊豫(8期)、加藤(11期)まで  参加申込み〆切り 12/10(月)
         メールはここを押してください ←なるべくならこのメールをお使いください。








 




 コース紹介


旧制一高寮歌「ああ玉杯に花うけて・・」の作詞者も龍野の生まれ。


龍野城隅櫓、後ろが山城時代の鶏篭山


龍野城大手門


龍野城の御殿(藩庁)、昭和50年代に再建、無料見学可


城内の休憩所


龍野古城の説明板


城から抜けた紅葉谷


今回の登山口の展望台、後ろが的場山


相撲の祖、野見宿禰(出雲出身といわれている)神社


古墳の上からの眺望


的場山への岩の多い道、靴底が厚い登山靴が望ましい


岩の道といっても、やや急だが、足場があり上りやすい


稜線にくると、ほぼ平坦な快適な道


的場山山頂


北方の亀山(きのやま)、広葉樹が多いので見事な紅葉


的場山も紅葉真っ只中であった。


的場山の三等三角点(394.1m)


両見峠への下山道。岩あり、木の根っこありの楽しい道


両見峠(鳥ヶ撓)


峠での憩い


再び紅葉谷に


野見宿禰神社下の力水歌碑
<御手洗にあふるる水の勇ましく、のぼるや神の力なるらむ>


聚遠亭石碑(旧藩主居住区)


中からは水に浮いているような造りの聚遠亭(茶室)


羊歯生した木戸


御涼所(藩主居住の邸)、見学無料


以下、御涼所庭園の紅葉









青い葉もあるので、しばし紅葉が楽しめるかも


冬になほ 龍野の紅葉 心惹く


背景の山の紅葉とあいまって、実に見事







 行動予定マップ