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3/5 参加者情報追加
3/10 第2報作成
h29近畿支部3月宇治・天ヶ瀬Pw計画(第1報)
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山は一つなのに山名を二つ持つ山がある。歴史的に変遷したり、正式名と通称が異なる場合もある。厄介なのは、地域の境界を成していて、その地域内では問題が無かったものが、他から勝手に別名で呼ばれると心穏やかではない。元来、山はピークではなく、その斜面に価値がある。樹木にしても茸、木の実、山菜、そして水は、この斜面で生ずる。経済的にそれが保証されていても、ピークには精神的な意味を持つ場合がある。よって、それらの場合は歴史的にすでに決着を見ている場合が多い。
極端な場合が大阪府の最高峰である。大阪府の最高峰といえば金剛山であるが、山頂付近は葛城神社の境内で、これが全て奈良県に属している。よって、大阪府の管轄の最高地点は金剛山の山頂から少し南方へ下った稜線となっていて、そこに高い展望塔を立てて悔しさを紛らしている。
3月のPWで登る最高地点の六石山(366.3m)へは宇治田原町から登り、宇治市の方へ下る。地理院の地図には山名は記されていないが、この六石山というのは宇治市の方の呼称らしい。宇治田原からは「末山」と呼ぶらしく、三角点の点名も「末山」とのことだ。それだけではなく、その両者に割り込んで山の南面に久御山町の飛び地があり、ここからは「三郷山」と読んでいるというのだ。飛び地というのは、歴史的に山を持たない平野部の集落が薪等を得るための入会権を持っていた領域で、山の斜面が持つ平野部にはない生産力が重要であった。
3つの自治体がどの程度山名に拘っているのかわからないが、そんなことを思いながら登るのも、また楽しいものである。
一方、宇治上神社の背後にある大吉山(131.6m)も別名仏徳山といい、地理院の地形図には仏徳山と表記されている。この仏徳山は山麓にある興聖寺の山名なので、仏徳山興聖寺の背後の山と理解すればよい。よって、あとは大吉山という山名の由来がわかれば問題は解決する。ちなみに、興聖寺は、道元が宋から帰朝し最初に建てた寺ということである。
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実施日 3月18日(土) 日帰り 雨天中止
実施場所 宇治川の上流域の山と川
コース (周辺map) 参考写真
JR宇治駅9:55=(バス)=「くつわ池入口」→くつわ池自然公園散策→六石山展望台(昼食)
→天ヶ瀬ダム(見学)→興聖寺→大吉山(仏徳山)→宇治上神社・宇治神社(参拝)→JR宇治駅
(約7kmの道をのんびり歩きます。)
集 合 JR宇治駅(みやこ路線) 9時30分 集合時刻は変更になりました。
(9:59発のバスに乗ります)
解 散 JR宇治駅 17時頃
参加者 9名(3/5現在) 現在募集中
その他
・追加事項があるので、今後もHPをご覧ください。
(そのときは必ずを押してください)
企 画 三宅 毅(15期)
申し込み・問い合わせ
三宅(15期)、加藤(11期)まで
参加申込みの〆切りは3/15(水)とします。
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ただし、事後に発信を確認してください。