 |
梅のたよりもあちこちから聞こえるようになり、歩きに最適な季節となってきました。2月の山行きも実施まで、もうすぐとなりました。
六甲山の裏の山間平野は平家の知行地でもあった場所、しかも、清盛がたびたび参詣に出かけていた丹生山(清盛が比叡山になぞらえて復興した丹生寺があった)や古寺山の多聞寺があった地域なのに、事実として義経がこの地域から進軍し鵯越えの逆落としにより、平家が大打撃を受けます。実に奇妙な出来事ですが、平家の知行地となる前は、治安が悪かったという土地であったということですから、中央の言うことを聞かない土豪がいたとことになります。そして、平家の参詣道が谷筋であったのに、義経の進軍経路が山道であったことが、それを可能にしたのでしょうか。
今回のコースは平安時代から鎌倉時代への転機となった源平合戦の舞台に続く道、一気に1000年あまり昔に遡り、時間と空間を楽しみましょう。
参加者のみなさんは前回の第2報により時間を把握されたと思いますので、今回は、乗り換えをスムーズにしていただくために、駅情報を掲載しました。また、地図も印刷できるようにPDFファイルで準備しました。
天気もまずまずのよう。参加者のみなさん、藍那駅でお会いしましょう。


|